ご挨拶・「明日の夢は 今日の情熱」

「 明日の夢は 今日の情熱 」という言葉は、小学生の時に学校の先生から頂いたメッセージになります。以来、人生の指針として大事にしてきました。中学校での葛藤、高校での出会い、大学での経験、大学院での挑戦…と様々な場面でいつも大事にしてきた言葉でした。


人生の途中で「自分は何者としてこの社会に貢献できるのか」という問いを持つことは、誰もが抱えてきたものではないでしょうか。私自身は、まだその悩みを抱えながら日々を過ごしています。ありがたいことに、様々な人と出会うことができ、また様々な経験をさせて頂き、その全てがいまの私をつくっています。そのありがたさに気づいた時、これまで得てきたものを生かし自分を育ててくれたこの社会に恩返しができるようにありたいと想うようになりました。


日本や琉球政府、奄美などが占領された日々の歴史を研究することを大学院生の時に選択しました。今もその研究を通して、当時の人々がどのような想いで社会を再建したのか、そしてその想いや経験を「今の世代に」「次の世代に」生かすことができないのかを模索しています。自身の研究活動が、たとえ一隅であっても明日の社会を明るく灯すことができるように頑張ります。